ビル管理士試験 H22年 問144 問題と解説

 問 題     

清掃作業の評価に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 清掃業務の精度を向上させることは、品質評価の目的の一つである。
  2. 管理者などが点検評価を行う場合は、3ヵ月以内に1回実施するよう計画する。
  3. 作業の改善点は、仕様書や作業基準表に限定しないで見い出す必要がある。
  4. 組織品質の良否は、同一の仕様であっても作業品質の良否に影響を及ぼす。
  5. きれいさの評価は、主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

評価方法には、測定機器(光沢度計など)を使用する検査と、目視などによる官能検査とがあります。

しかし、大事なのはその建物を使う人がどう感じるかということなので、客観的な数値(定量)よりも感覚的な判断(定性)に重きが置かれます。

よって、きれいさの評価は、主に目視で行われます。

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