問 題
アレルゲンと微生物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 学校保健安全法では、室内浮遊細菌と真菌濃度の維持管理基準値を定めている。
- 室内空気中のアレルゲン粒子のうち、比較的粒径の大きいものは、エアフィルタによる除去が有効である。
- 一般の室内環境中に存在している微生物として細菌及び真菌がある。
- 日本国民の30%は、何らかのアレルギーに罹患しているといわれる。
- 事務所建築物における室内浮遊細菌の主な発生源は、在室者自身である。
正解 (1) +今は(4)も該当
解 説
(1)に関して、学校保健安全法ではこのような基準値は設定されていません。
また、(4)に関して、当時は約30%といわれていましたが、今では日本国民の約半分が、何らかのアレルギー疾患に罹患しています。よって、「30%」で覚えるのではなく「半数」や「50%」で覚えておくことをお勧めします。
この問題は(1)でしっかり判断できるというよりも、それ以外の選択肢が正しいことを((4)は知識をアップデートした上で)知っておくと良いと思います。

コメント
1.学校保健安全法では、室内浮遊細薗・・・となっていて”細菌”の漢字が違ってます。
修正しました。ご指摘ありがとうございます!