ビル管理士試験 H22年 問29 問題と解説

 問 題     

シックビル症候群に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 問題となるビルを離れても症状は続く。
  2. 特異的な症状はない。
  3. 外気の取入れ量が少ないと起こりやすい。
  4. 仕事のストレスが発生要因の一つとしてあげられている。
  5. 低湿度は症状の発現に影響する。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

アレルギー全般にいえることですが、アレルゲン(=アレルギー反応を起こす原因物質)から遠ざかれば症状は治まります。

花粉症の人は花粉のない室内に行けば、症状が治まります(ただし、花粉を室内に持ち込んだ場合は別です)。猫アレルギーの人も、猫から離れて、かつ服についた毛などを綺麗に取り除けば、症状は治まります。

これらと同じく、シックビル症候群もそのビルを離れれば症状は治まります。

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