問 題
建築物内の廃棄物保管場所の算定面積として、正しいものは次のうちどれか。ただし、作業場の必要面積及び粗大ごみ・再利用物の管理面積は考えないものとする。
延べ床面積:10,000m2、廃棄物発生量:0.04kg/(m2・日)、保管容器:10kg/個、保管容器1個は0.25m2を占め、保管日数は2日とする。なお、保管容器は平積みとする。
- 10m2
- 20m2
- 80m2
- 200m2
- 500m2
正解 (2)
解 説
まず、「延べ床面積:10,000m2」と「廃棄物発生量:0.04kg/(m2・日)」から、この建築物内で1日に出る廃棄物の総重量を計算します。
これで1日に出る廃棄物が400kgであることがわかったので、「保管容器:10kg/個」から、これが保管容器いくつ分なのかを計算します。
続いて、保管容器1個は0.25m2を占めるので、(2)式の結果と合わせると、1日に出る40個分の保管容器が占める面積を計算できます。
ここで、(3)式の結果は1日分の保管容器の面積です。今回は保管日数が2日なので、廃棄物保管場所の算定面積は2日分を用意しなくてはならないので、以下のように掛け算をします。
以上から、廃棄物保管場所の算定面積は20[m2]となるので、正解は(2)です。
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