問 題
排水配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 間接排水管の配管長が、1,500mmを超える場合は、悪臭防止のために機器・装置に近接してトラップを設ける。
- 管径65mmの排水横管の最小勾配は、1/50である。
- 雨水排水ますの流出管は、流入管よりも管底を10mm程度下げて設置する。
- 排水立て管のオフセット部の上下600mm以内に、排水横枝管を設けてはならない。
- 伸頂通気方式の排水横主管の水平曲がりは、排水立て管の底部より3m以内に設けてはならない。
正解 (3)
解 説
(3)で、雨水をスムーズに流すために、流出管の位置は、流入管よりも管底を「20mm」程度下げて設置する必要があります。
誤答が「10mm」で正解が「20mm」という微妙な数値の差ではありますが、これはたびたび出題されている重要事項なので、正確に覚えておくべき知識です。
よって、正解は(3)となります。
この問題では、ほかの選択肢の数値を変えて誤りの選択肢として出題されることもあります。どれも頻出事項といえるので、正確な数値を押さえておきたいところです。
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