問 題
排水の水質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 透視度は、BODと相関を示すことが多く、汚水処理の進行状況を推定する指標として用いられる。
- CODは、主として水中の有機物質が好気性微生物によって分解される際に消費される酸素量を表したものである。
- MLSSは、ばっ気槽混合液浮遊物質のことで、活性汚泥中の微生物量の指標の一つである。
- 残留塩素は、水中に存在する遊離型及び結合型の有効塩素をいい、消毒効果の指標として用いられる。
- リン化合物は、閉鎖性水域における富栄養化の原因物質の一つである。
正解 (2)
解 説
(2)の説明は「COD」ではなく「BOD」のものになっています。
CODは、主として水中の有機物質が酸化剤によって酸化される際に消費される酸素量を表したものです。
よって、正解は(2)となります。
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