ビル管理士試験 2019年 問165 問題と解説

 問 題     

建築物内廃棄物の貯留・搬出方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式より防災性に優れている。
  2. 真空収集方式は、容器方式より衛生的に優れている。
  3. 貯留・排出機方式は、真空収集方式より初期コストが少ない。
  4. 貯留・排出機方式は、コンパクタ・コンテナ方式より大規模建築物に適用される。
  5. コンパクタ・コンテナ方式は、容器方式よりランニングコストが少ない。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

コンパクタ・コンテナ方式はコンパクタ(圧縮機)でごみをコンテナに押し込み、そのコンテナごと搬出する方式です。作業性に優れている一方で、結構大掛かりな設備になるので、この方式は大規模建築物に適しています。

ちなみに、コンパクタは上記の通り、圧縮機のことです。装置自体がコンパクトだという話ではないので、名前から小規模っぽい…と連想しないように注意してください。

よって、(4)の記述は反対です。

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