ビル管理士試験 H30年 問54 問題と解説

 問 題     

室内における空気汚染物質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 一酸化炭素の発生源は、燃焼器具、たばこ等である。
  2. 二酸化炭素の室内の発生源は、ヒトの活動(呼吸)などであり、換気の指標とされている。
  3. ホルムアルデヒドの室内の発生源は、コピー機、レーザプリンタ等である。
  4. 浮遊粉じんの発生源は、たばこ、ヒトの活動、外気等である。
  5. 二酸化炭素の濃度が経時的に高くなる場合には、居室の過密使用などが考えられる。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

(3)について、ホルムアルデヒドの発生源には、複合フローリング材や合板が挙げられます。これらに使われる塗料や接着剤の成分に、ホルムアルデヒドが含まれていることがあるためです。また、たばこ煙にもホルムアルデヒドが含まれています。

一方、コピー機やレーザプリンタから発生する空気汚染物質といえば、オゾンです。

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