ビル管理士試験 H28年 問28 問題と解説

 問 題     

空気汚染物質とその健康障害との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. オゾン       気道粘膜の刺激
  2. ホルムアルデヒド  シックハウス症候群
  3. ハウスダスト    喘息(ぜんそく)
  4. たばこ煙      慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  5. 二酸化窒素     過敏性肺炎

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

(5)に関して、二酸化窒素を吸い込んでも過敏性肺炎になるという特徴はありません。二酸化窒素は、気管支炎を引き起こすことがあります。

また、過敏性肺炎を起こすのは、有機粉じんや特定の細菌、真菌を吸った場合です。

よって、正解は(5)となります。

ほかの選択肢の原因物質と症状の組合せも、どれも基礎的な知識なので押さえておきたいところです。

コメント