ビル管理士試験 H27年 問98 問題と解説

 問 題     

建築材料と部材の性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 木材のシロアリなどによる虫害対策として、木材表面の被覆又は薬剤処理を行う。
  2. セメントペーストは、水とセメントを練り混ぜたものである。
  3. アルミニウムの比重は、鋼の約1/3である。
  4. 板ガラスは、部分的に加熱されると破壊しやすい。
  5. 軽量コンクリートの単位容積当たりの質量は、概ね2,500kg/m3である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

2500[kg/m3]では、普通コンクリートの標準的な数字です(普通コンクリートの比重は2300~2600[kg/m3]くらいです)。軽量コンクリートというからにはこれより軽くなくてはいけません。

実際には、一種が1700~2100[kg/m3]で、二種が1400~1700[kg/m3]と定められていますが、知識としては軽量コンクリートは約2000[kg/m3]以下であることを押さえておけば充分だと思います。

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