問 題
建築物の基礎構造と地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 地盤の許容地耐力は、地盤の許容支持力と許容沈下量を考慮して決定する。
- 地業は、基礎スラブより下に設けた割ぐり石、捨てコンクリート等の部分をいう。
- 洪積層は、主に台地・丘陵等に分布し、地耐力が良好な地層である。
- 液状化現象は、埋立地や砂質地盤等で生じやすい。
- べた基礎は、地耐力が強い地盤に用いられることが多い。
正解 (5)
解 説
べた基礎は床面全体がフーチングになっているので、地耐力が弱い地盤に用いられることが多いです。
ちなみに、建物の安定性を増すために基礎の底部と地面との接触面積を大きく取ることがありますが、このように基礎の底部の大きくした部分がフーチングと呼ばれています。
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