ビル管理士試験 H27年 問83 問題と解説

 問 題     

空気調和設備の維持管理及び節電対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 冬季に、ボイラの温水出口温度を低下させる。
  2. 夏季に、冷凍機の冷却水入口温度を上昇させる。
  3. ヒートポンプの節電対策として、夏季日中に屋外機の熱交換器に散水する。
  4. スケールが発生すると、冷却塔の冷却効率の低下を招く。
  5. 還気ダクト内粉じん中の細菌量は、一般に給気ダクト内と比較して多い。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

冷凍機の冷却水入口温度を上げてしまうと、冷却効率が悪くなって余計に電気を使うことになってしまいます。

節電対策を取りたいのであれば、逆に冷却水入口温度を下げる必要があります。

コメント