問 題
産業廃棄物の産業廃棄物管理票(マニフェスト)による管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 運搬作業が終了すると、中間処理業者よりマニフェストB2票が排出事業者に返却される。
- 排出事業者は、マニフェストA票を控えとして保存する。
- 依頼から180日を経過してもマニフェストE票が返却されない場合には、排出事業者は処分状況の確認を行う。
- 処分作業が終了すると、処分業者よりマニフェストD票が排出事業者に返却される。
- 排出事業者は、マニフェストを5年間保存する。
正解 (1)
解 説
「中間処理業者」ではなく「運搬業者」が適当です。
紙マニフェストA~E票の役割を以下にまとめておきます。ちなみに、電子マニフェストのときもやり取りの流れは同様ですが、各々の記録は情報処理センターにおいて一括管理されるため、保存や返却は不要です。
- マニフェストA票 :排出事業者保存用
- マニフェストB1票 :収集運搬業者保存用
- マニフェストB2票 :運搬作業が終了後、収集運搬業者より排出事業者に返却
- マニフェストC1票 :処分業者保存用
- マニフェストC2票 :中間処理作業が終了後、処分業者より運搬業者に返却
- マニフェストD票 :中間処理作業が終了後、処分業者より排出事業者に返却
- マニフェストE票 :最終処分地での処分が完了後、処分業者より排出事業者に返却
コメント