問 題
循環配管の管長が60m、循環配管からの単位長さ当たりの熱損失が40W/mの給湯設備で給湯循環流量を算出した場合、その値として最も近いものは次のうちどれか。ただし、加熱装置における給湯温度と返湯温度の差を5℃とする。算定式は次式を使う。
Q=0.0143xHL÷Δt
ここで、
- Q:循環流量[L/min]
- HL:循環配管からの熱損失[W]
- Δt:加熱装置における給湯温度と返湯温度との差[℃]
- 0.11[L/min]
- 0.17[L/min]
- 6.9[L/min]
- 34[L/min]
- 170[L/min]
正解 (3)
解 説
式が与えられているため、数値を代入して計算すれば答えが得られます。
まずはHLを求める必要がありますが、これは単位が[W]なので、配管長60[m]と単位長さあたりの熱損失40[W/m]の積となります。
よって、以下のような計算ができます。
Q=0.0143×60×40÷5=6.864
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