問 題
給水方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 直結直圧方式は、配水管の水圧により揚水できる高さが決定される。
- 高置水槽方式は、他の方式に比べて汚染のおそれが少ない方式である。
- 直結増圧方式は、増圧ポンプを設け、水圧を高くして中高層の建築物に適用できるようにした方式である。
- 圧力水槽方式は、給水ポンプで水を圧力水槽に送り、水槽内の空気を圧縮して圧力を上げ、その圧力で各所に給水する方式である。
- ポンプ直送方式は、受水槽に貯留した水を直送ポンプ(加圧ポンプ)で必要箇所に直接給水する方式である。
正解 (2)
解 説
高置水槽は汚染のリスクが(比較的)高い方式です。その理由は、高置水槽自身が汚染される可能性と、その手前の受水槽が汚染される可能性があるためです。
(4)や(5)にある圧力水槽方式とポンプ直送方式では高置水槽がなく受水槽のみなので、汚染リスクがやや下がります。
(1)や(3)にある直結直圧方式や直結増圧方式は水道直結方式なので、さらに汚染のリスクが低くなります。
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