問 題
排水管の掃除口と排水ますに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 掃除口の口径は、排水管径が100mmの場合には、100mmとする。
- 排水ますの大きさは、配管の埋設深度、接続する配管の大きさと本数、及び点検等を考慮して決定する。
- 排水管への掃除口の設置間隔は、排水管の管径が100mm以下の場合は、15m以内とする。
- 排水ますは、敷地排水管の直管が長い場合、管内径の150倍程度の間隔で設置する。
- 汚水及び雑排水には、底部に溝(インバート)のある排水ますを使用する。
正解 (4)
解 説
(1)は正しいです。掃除口の口径は、排水管の管径が100mm以下の場合には配管と同一管径とし、排水管の管径が100mmを超える場合には掃除口の口径を100mm以上とします。今回は管径が100mmなので、掃除口の口径も100mmとします。
(2)も正しいです。これはときどき出題される文章ですが、誤りの選択肢にはなりにくいため、重要度は低いです。
(3)も正しいです。排水管の掃除口の設置間隔は、管径100mmを超える場合は30m以内とすれば十分ですが、管径100mm以下の場合には15m以内とする必要があります。どちらのパターンも出題されるので、併せて押さえておきたい知識です。
(4)が誤りです。排水の直管が長い場合、そのままでは排水管の清掃や点検をする作業性が悪くなります。そのため、管内径の120倍を超えない範囲内に排水ますを設置します。
よって、(4)の「150倍程度」では間隔があきすぎているので不適切です。
(5)は正しいです。汚水はトイレの汚物など固形物を多く含んでいるため、どうしてもその固形物が滞留しやすい傾向にあります。そこで、汚水の流れをスムーズにするため底部に溝(インバート)のある排水ますを使用します。
以上から、正解は(4)となります。

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