ビル管理士試験 2025年 問170 問題と解説

 問 題     

屋内のダニ類の防除の進め方として、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. 屋内のダニ類の防除においては、日常的な発生予防が基本である。
  2. ダニ類によると思われる被害においては、原因特定よりも、迅速な殺虫剤散布を優先する。
  3. 吸血性ダニ類の防除においては、ヒト以外の宿主となっている動物への対策が必要である。
  4. 刺咬(しこう)性ダニ類の防除においては、掃除機によるこまめな除塵(じん)の効果が高い。
  5. アレルゲンとなるダニ類の防除においては、床面や寝具への対策が重要である。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(1)は正しいです。これは基本的な内容で特に矛盾点もないため、判断しやすいと思います。

(2)が誤りです。原因特定によって原因を取り除くことができれば、それが一番の解決方法です。よって、迅速な殺虫剤散布よりも原因特定のほうを優先します。これはダニ類に限らず、ねずみやゴキブリなどでも同じことがいえます。

(3)~(5)はいずれも正しいです。ダニ類は、ペットなどヒト以外の動物を宿主にすることがあったり、カーペットや床のほこり、寝具の中に生息していたりします。

そのため、宿主となる動物への対策や、掃除機によるこまめな除塵、床面や寝具への対策は、いずれもダニ類の防除に効果的です。

なお、各選択肢に書かれている、吸血性、刺咬性、アレルゲンという部分にはこだわらなくていいと思います。どのようなダニ類にせよ、上記のような防除は有効です。

以上から、正解は(2)となります。

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