問 題
受水槽の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 長期休暇がある学校では、通常貯水用と少量貯水用の水位制御電極を設置する。
- 流入口と流出口の位置関係は、滞留水域発生防止のため対角線の位置とする。
- 流入管吐水部の設置高さは、給水への空気の混入防止のため定水位面下に水没する位置とする。
- 水抜き管の取出し位置は、水を完全に排除するため受水槽の最底部とする。
- マンホールのふたは、防水型で密閉性があり、施錠ができるものとする。
正解 (3)
解 説
流入管吐水部を定水位面下にしてしまうと、水が逆流してしまう恐れがあります(逆サイホン作用)。
給水への空気の混入を避けたいのであれば、選択肢(2)の説明のように、流入口と流出口の距離を離すと効果的です。
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