問 題
光と照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 光が当たった物体の境界面が平滑な場合、光は正反射し、光沢となる。
- 建築化照明とは、照明器具を建築物の一部として天井、壁等に組み込んだ照明方式である。
- 間接昼光率は、室内反射率の影響を受ける。
- 点光源から発する光による照度は、光源からの距離に反比例する。
- 観測者から見た照明器具の発光部の立体角が大きいほど、照明器具の不快グレアの程度を表すUGRの値は大きくなる。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、点光源から発する光による照度は、光源からの距離の2乗に反比例します。
このことを知らないと正解できない計算問題もたびたび出題されているので(2021年 問90やH30年 問89など)、ぜひ覚えておきたい重要事項です。
よって、(4)の「光源からの距離に反比例」が誤りで、正しくは「光源からの距離の2乗に反比例」となります。
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