問 題
振動と遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 固体伝搬音問題には振動が関与する。
- 対象振動が正弦波の場合、振動加速度の実効値は、加速度の最大振幅の1/√2で求められる。
- コインシデンス効果が生じると、壁体の透過損失は減少する。
- 建物内で感じる道路交通による振動は、不規則で変動も大きい。
- 空気調和設備による振動は、間欠的かつ非周期的に発生する。
正解 (5)
解 説
(5)に関して、空気調和設備が正常に稼働している分には、一定条件の運転を安定的に続けているため、振動が「間欠的かつ非周期的」に起こることは少なく、もし振動があるとしたら、「連続的かつ周期的」に発生することになります。
よって、(5)の記述が誤りなので、これが正解となります。
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