問 題
空気調和・換気設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 異常の兆候は、それ自体を測定することは難しく、振動などのパラメータから推定する。
- 予防保全とは、故障発生時に、他の部分への影響を防止するため、当該部分を速やかに修復する方法である。
- 熱源設備は重要機器として、点検レベルを高く設定する。
- 点検業務は、法定点検業務及び設備機能維持のために行われる任意点検業務に区分される。
- 空気調和・換気設備のリニューアルまでの使用期間は、20~30年となる場合が多い。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、予防保全という名称から想像できるように、これは故障発生時ではなく故障発生前から対策をして、トラブルを未然に防ぐやり方です。より具体的には、部品の劣化を保全計画に組み入れて計画的に修理、交換する方法のことを予防保全といいます。
よって、(2)の記述が誤りなので、正解は(2)です。
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