問 題
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく感染症の類型のうち、一類、二類、三類全てに実施される措置として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 積極的疫学調査
- 死体の移動制限
- 無症状病原体保有者への入院勧告
- 汚染された場所の消毒
- 就業制限
正解 (3)
解 説
感染症の類型別の主な措置に関する問題は、2019年以前はほとんど出題されることがありませんでした。しかし、新型コロナ禍の2020年、2021年、2022年は3年連続で出題されているので、今後は頻出テーマとなってくるかもしれません。
以下に、感染症の類型別の主な措置をまとめます。
上図より、(3)の「無症状病原体保有者への入院勧告」は一類のみが対象となります。また、上図では無症状病原体保有者への「適用」とある通り、無症状病原体保有者に対しては入院勧告だけではなく、その他の措置を取ることも可能です。
以上から、正解は(3)となります。
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