問 題
建築物の空気調和設計における熱負荷の大小関係として、最も適当なものは次のうちどれか。
- ゾーン負荷 > 熱源負荷 > 室内負荷
- 室内負荷 > 熱源負荷 > 装置負荷
- 熱源負荷 > 装置負荷 > 室内負荷
- 外気負荷 > 装置負荷 > 熱源負荷
- 装置負荷 > 室内負荷 > 熱源負荷
正解 (3)
解 説
問題文にある「熱負荷」と、選択肢にある「熱源負荷」は同じ言葉と捉えることができます。つまり、あらゆる熱負荷をひっくるめて熱源負荷と呼ぶので、これが一番大きくなります。
「熱負荷」の内訳は、「装置負荷」と「その他の負荷」に分かれます。装置負荷とは、空調機が関わる負荷で、空調機負荷とも呼びます。その他の負荷とは、空調機の関わらない負荷で、たとえばポンプ負荷や配管の負荷などがあります。
「装置負荷」をさらに分類すると、「室内負荷」と「外気負荷」、「送風機負荷」などがあります。室内負荷には、壁や床などの構造体負荷、照明や人などの室内発生負荷が例として挙げられます。
以上より、「熱源負荷 > 装置負荷 > 室内負荷」が成り立ちます。
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