問 題
汚染物質とその濃度又は強さを表す単位との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- ダイアジノン μg/m3
- 二酸化硫黄 ppm
- 放射能 Bq
- ダニアレルゲン ng/m3
- 知覚空気汚染質濃度 olf
解 説
(1)は正しいです。ややマイナーですが、ダイアジノンは防蟻剤として用いられます。よって、防蟻剤を使用する際にはその空間中濃度が問題となるので、単位を[μg/m3]とするのは妥当であると考えることができます。
[μg/m3]を使うことが多いですが、これがngだったかμgだったかmgだったか…などと悩む必要はありません。体積あたりの質量という表記であればどれでも正解ですし、実際の空気環境に含まれる量を考慮してngにしているだけなので、ngかμgかmgかという部分は気にしなくて大丈夫です。
(2)も正しいです。二酸化硫黄の単位は[ppm]が用いられます。これは百万分率(parts per million)のことで、空気の体積に対する二酸化硫黄の体積の比を表します。
(3)も正しいです。放射能の単位といえば[Bq](ベクレル)です。放射線の人体に与える影響の単位である[Sv](シーベルト)と入れ替えて誤答として出題されることもあるので、放射線はSv、放射能はBqとしっかり区別して覚えてください。
(4)も正しいです。ダニアレルゲンの単位は、体積あたりの質量、つまり、[ng/m3]などの単位が使われます。(1)と同様、ngかμgかなどは考えなくて大丈夫です。それによって誤答となるような出題はされないはずです。
(5)が誤りですが、「知覚空気汚染質濃度」も「olf」も出題頻度の低いマイナーな知識なので、本問は消去法で答えるのが望ましいと思います。
知覚空気汚染質濃度は、文字通り人が知覚する空気汚染質の感覚的な濃度のことで、その単位は[decipol]などが用いられます。一方、[olf]は、知覚空気汚染質の発生源の強さを表す単位となります。
以上から、正解は(5)です。

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