ビル管理士試験 2025年 問56 問題と解説

 問 題     

揮発性有機化合物とその発生源との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。

  1. ホルムアルデヒド    加熱式たばこ
  2. トルエン        溶剤
  3. パラジクロロベンゼン  防虫剤
  4. テトラデカン      プラスチックの可塑剤
  5. ダイアジノン      防蟻剤(ぼうぎざい)

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

本問はやや難易度の高い問題です。(1)~(3)は比較的易しい一方、(4)と(5)がいずれも出題頻度の低い物質であるため馴染みがないかもしれません。個人的には、この問題は(4)と(5)の2択まで絞れれば、あとは運任せにしてしまっても仕方ないと思います。

(1)は正しいです。ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドは、塗料や接着剤、たばこ煙などに含まれています。両アルデヒドはどちらもシックハウス症候群の原因物質と考えられています。

(2)も正しいです。トルエンやキシレンは、塗料や接着剤の溶剤として使われます。

(3)も正しいです。パラジクロロベンゼンは、防虫剤として使われます。

(4)が誤りです。ややマイナーですが、テトラデカンは(2)のトルエンと同様、塗料の溶剤などに使われます。一方、プラスチックの可塑剤の代表例といえばフタル酸ジ-2-エチルヘキシルです。

(5)は正しいです。これもややマイナーですが、クロルピリホスやダイアジノンは防蟻剤として用いられます。

以上から、正解は(4)となります。

コメント