問 題
水分の欠乏率(対体重)と脱水症状に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 1%の欠乏で、のどの渇きが出現する。
- 4%の欠乏で、体温上昇が起こる。
- 6%の欠乏で、呼吸数が増加する。
- 10~12%の欠乏で、筋けいれんが起こる。
- 18%の欠乏で、尿生成が停止する。
正解 (2)
解 説
水分欠乏率とその代表的な脱水症状をまとめると、次のようになります。本問の類題は数年置きに出題されているので、できるだけ多く覚えておきたい知識です。
【水分欠乏率:脱水症状】
- 1% :喉の渇き
- 2% :強い口渇
- 4% :吐き気
- 6% :手足のふるえ、心拍数増加
- 8% :呼吸困難、チアノーゼ
- 10%:筋肉のけいれん、腎機能不全
- 15%:様々な深刻な症状
- 18%:尿生成の停止
- 20%:死亡
上記と選択肢を比べると、(2)で4%の欠乏となったときには「体温上昇」ではなく「吐き気」が起きます。
体温上昇が起こるのは実際には6%になってからですが、それはややマイナーな知識であるため、「4%なのに吐き気と書かれていないから誤り」だと判断してよいと思います。
また、(3)では6%で「呼吸数が増加」と書かれており、上記の例では「手足のふるえ、心拍数増加」と書かれています。ここに「呼吸数が増加」を加えてもよいですが、呼吸数増加と心拍数増加は類似したものと考えたほうが覚えることが減ると思います。
以上から、正解は(2)となります。

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