問 題
ホルムアルデヒド測定法に関する組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- アクティブ法 DNPHカートリッジ捕集-HPLC法
- アクティブ法 検知管法
- アクティブ法 燃料電池法
- パッシブ法 DNPH含浸チューブ-HPLC法
- パッシブ法 定電位電解法
正解 (5)
解 説
サンプリングの方法にはアクティブ法とパッシブ法があります。
アクティブとは「積極的な」というような意味があるので、ポンプを使って積極的に試料をサンプリングするときに使います。
一方、パッシブというのは「受動的な」というような意味があるので、空気の自然拡散によるサンプリングのことです。
…というのは重要かつ頻出事項なのですが、この問題では、ホルムアルデヒド測定法のそれぞれの測定法がアクティブ法なのかパッシブ法なのかを知っていなければ正解できません。
ホルムアルデヒドは測定法の種類が多い上、名称からアクティブ法かパッシブ法かを連想することも難しいため、本問はやや難易度の高い問題だといえます。
一応答えを示すと(5)が誤りであり、定電位電解法はポンプを使う方法なので、アクティブ法に分類されます。
よって、正解は(5)となります。
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