問 題
加湿装置の基本構造と加湿方式との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 滴下式 気化方式
- 遠心式 気化方式
- 超音波式 水噴霧方式
- 電極式 蒸気方式
- パン型 蒸気方式
正解 (2)
解 説
加湿方式には、蒸気吹出し方式、水噴霧方式、気化方式の3種類があります。
それぞれの方式をさらに細分すると、以下のような種類に分けることができます。
【蒸気吹出し方式】
- 電熱式
- 電極式 … 選択肢(4)
- 赤外線式
- 過熱蒸気式
【水噴霧方式】
- 遠心式 … 選択肢(2)
- 超音波式 … 選択肢(3)
- 2流体スプレー式
【気化方式】
- エアワッシャ式
- 滴下式 … 選択肢(1)
- 回転式
- 毛細管式
以上から、(2)の超音波式は水噴霧方式の一例となるので、これが誤りの選択肢であり、正解は(2)となります。
ちなみに、上記の解説には(5)の「パン型」に関する記載がありませんが、頻出事項ではない(見慣れない)選択肢が正解になる確率は極端に低いので、このような選択肢の正誤は判定せずにスルーして構いません。
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