問 題
建築物清掃の作業計画を作成することによる利点に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 日常清掃で除去する汚れと、定期的に除去する汚れを区別して計画することにより、作業効率と作業成果の向上が得られる。
- 清掃現場の状況に応じて作業者が計画を変更して作業を実施することで、限られた時間に一定の成果を得られる。
- 作業内容が明確化されているため、統一的な指導ができる。
- 作業者及び作業内容の計画的な管理と記録の保存により、責任所在が明確になる。
- 実施内容をデータとして蓄積して作業を改善することで、効率化のための作業改善が得られる。
正解 (2)
解 説
本問は出題テーマとしては珍しい部類ですが、知識がなくても各選択肢の正誤を判断しやすいため、難易度は低い設問だといえます。
(2)に関して、本問では「作業計画を作成することによる利点」が問われているのに、「計画を変更して作業を実施」しては、計画倒れになってしまいます。
むしろ、作業計画に従って計画的に作業を実施することにより、限られた時間内に一定の成果が得られるため、この記述が誤りであると判断することができます。
よって、正解は(2)です。
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