問 題
建築物内廃棄物の中間処理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 厨芥(ちゅうかい)類を処理する生ごみ処理機には、減量を目的とした乾燥機や、リサイクルを目的とした堆肥化装置がある。
- 缶類の処理として、自動的にスチール缶とアルミ缶を分けて圧縮し、ブロック状にする方式がある。
- 廃棄紙類の処理には、保管スペースを確保するための圧縮・梱(こん)包機が用いられる。
- 発泡スチロールの処理として用いられる溶融固化装置は、薬液を加え溶融し固化する方式である。
- 段ボールの処理には梱包機が用いられる。
正解 (4)
解 説
(4)に関して、溶融固化装置は、発泡スチロールの処理方法としてよく用いられる方法です。溶融固化とは、電気の熱で発泡スチロールを溶かし、その後、固まるまで冷ますことで減容化させる方法です。
よって、発泡スチロールの処理方法として溶融固化装置が用いられるという前半部分は正しい記述ですが、後半の「薬液を加え」という部分が誤っています。ここを「電気の熱で」などに直すと正しい文章になります。
以上から、正解は(4)です。
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