問 題
給湯設備の配管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 業務用厨(ちゅう)房など、連続的に湯を使用する給湯枝管には返湯管を設けない。
- ベローズ形伸縮管継手は、スリーブ形伸縮管継手と比較して伸縮吸収量が大きい。
- 給湯量を均等に循環させるため、返湯量を調節する必要がある。
- 給湯管の管径は、ピーク時の湯の流量に基づき決定する。
- 逃し弁には、加熱時に膨張した湯を逃がすための排水管を設ける。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、ベローズ形伸縮管継手の伸縮吸収量は35mmまたは70mmほどで、スリーブ形伸縮管継手の伸縮吸収量は200mmほどです。よって、ベローズ形はスリーブ形よりも伸縮吸収量が小さいといえます。
これらの数字までを覚える必要はありませんが、スリーブ形のほうが伸縮吸収量が大きいことはよく問われるので、ぜひ押さえておきたい知識です。
よって、正解は(2)となります。
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