問 題
給水設備に用いる弁類の説明として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 仕切弁 弁体が管路を垂直に仕切るように開閉する構造である。
- バタフライ弁 円板状の弁体を回転させることで管路を開閉する構造である。
- 減圧弁 ダイヤフラムと調節ばねのバランスにより弁体の開度を調整する機構である。
- 定水位弁 副穴の開閉と連動して弁体を開閉させて水槽の水位を保持する機構である。
- 玉形弁 通路を開けた弁体を回転させて開閉する構造である。
正解 (5)
解 説
各種の弁類の構造や機構に関する設問です。出題頻度から見るとややマニアックな知識が問われていると感じるため、個人的には捨て問題にしてしまっても構わないと思います。
参考までに答えを示すと、(5)の玉形弁の説明文が誤っています。
玉形弁は、弁本体がその名の通り球状になっていて、弁体で管路をふさぐような構造になっています。そして、弁体と弁座の隙間を変えることで流量を調節しています。
ちなみに、(5)に書かれている「通路を開けた弁体を回転させて開閉する構造」というのは、ボール弁のことです。
よって、正解は(5)となります。
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