問 題
空気調和機とその構成機器の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
- エアハンドリングユニット 加湿器
- ファンコイルユニット 凝縮器
- パッケージ型空調機 圧縮機
- エアハンドリングユニット エアフィルタ
- ファンコイルユニット 熱交換器
正解 (2)
解 説
(1)と(4)で、エアハンドリングユニットは、使用目的に合わせて構成機器の組合せを変更することが可能です。標準的な構成としては、送風機、熱交換器、エアフィルタ、加湿器、ドレンパンなどが挙げられます。よって、(1)も(4)も正しいです。
(2)と(5)で、ファンコイルユニットは、送風機、熱交換器、エアフィルタ、ケーシングによって構成される室内設置用の小型空調機です。凝縮器はないので(2)が誤りで、(5)は正しいです。ちなみに、凝縮器を有するのは(3)のパッケージ型空調機です。
(3)で、パッケージ型空調機は、蒸発器、圧縮機、凝縮器、膨張弁、送風機などによって構成されます。よって、(3)は正しいです。
以上から、正解は(2)です。
各空気調和機の構成機器についてはたびたび出題されているので、改めて以下にまとめておきます。
【エアハンドリングユニットの構成機器】
- 送風機
- 熱交換器
- エアフィルタ
- 加湿器
- ドレンパン
【ファンコイルユニットの構成機器】
- 送風機
- 熱交換器
- エアフィルタ
- ケーシング
【パッケージ型空調機の構成機器】
- 蒸発器
- 圧縮機
- 凝縮器
- 膨張弁
- 送風機
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