問 題
水道法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 水道とは、導管及びその他の工作物により、水を人の飲用に適する水として供給する施設の総体をいう。
- 水道事業とは、一般の需要に応じて水道によって水を供給する事業であって、計画上の給水人口が101人以上のものをいう。
- 上水道事業とは、計画給水人口が4,001人以上である水道事業をいう。
- 専用水道には、寄宿舎等の自家用水道等で、100人を超えるものにその居住に必要な水を供給するものが含まれる。
- 簡易専用水道とは、水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とするもので、水槽の有効容量の合計が10m3を超えるものをいう。
正解 (3)
解 説
(3)で、上水道事業とは、一般に計画給水人口が5,001人以上である水道事業をいいます。よって、「4,001人以上」が誤りで、正しくは「5,001人以上」です。
誤答と正解の数値があまり離れていないので微妙な出題に感じてしまいますが、「上水道事業は5,001人以上」というのは頻出なので、ぜひ正確な数値を覚えておいてください。ちなみに、5,000人以下だと簡易水道事業となります。
よって、正解は(3)です。
また、(2)、(4)、(5)に出てくる数値についても過去に複数回出題されているので、これらも併せて押さえておきたい知識です。(2)では「101人以上」、(4)では「100人を超える」となっていますが、どちらも同じ意味なので、これは区別せずに「100人超」と覚えておけば大丈夫です。
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