問 題
建築基準法の用語に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することである。
- 移転とは、既存の建築物を別の敷地へ移動することである。
- 増築とは、既存の建築物の床面積を増加させることである。
- 改築とは、既存の建築物の全部あるいは一部を除去して、構造、規模、用途が著しく異ならない建物をつくることである。
- 新築とは、建築物の存しない土地の部分に建築物をつくることである。
正解 (2)
解 説
この設問は、一般社会でどう使われているかではなく、あくまで建築基準法で規定されている用語について問われています。
(2)に関して、建築基準法では、移転というのは「別の敷地」ではなく、「敷地内の別の場所」へ移動させることを指す言葉です。もしも別の敷地へ移す場合、それは元の土地では「除却」という扱いになり、移す先の土地では「新築」という扱いになります。
よって、正解は(2)です。
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