問 題
ねずみ・昆虫等の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ペストコントロールには、ベクターコントロールとニューサンスコントロールの二つの側面がある。
- 防除は、発生時対策より発生予防対策に重点を置いて実施する。
- IPM(総合的有害生物管理)による、ねずみ・昆虫等の対策に当たって設定される維持管理水準値は、該当建築物又は該当場所ごとに設定することができる。
- ねずみ・昆虫等に対する対策を行った場合は、対象生物の密度調査などにより、その効果について客観性のある評価を行う。
- IPM(総合的有害生物管理)における「措置水準」とは、放置すると今後問題になる可能性がある状況をいう。
正解 (5)
解 説
(5)の説明は「措置水準」ではなく、「警戒水準」のことです。生息調査の結果として判定される水準には、以下の3つがあります。
- 許容水準:良好な状態で、このまま維持したい
- 警戒水準:現状で大した問題はないが、放っておくと問題が生じるかもしれない
- 措置水準:状況は悪く、すぐに防除作業が必要
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