問 題
蚊の防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 昆虫成長制御剤(IGR)は、成虫に対する致死効果が認められない。
- 浄化槽内の殺虫剤処理後も成虫数が減少しない場合は、より高い濃度の薬剤を複数回処理する。
- 浄化槽に殺虫剤を処理する場合には、クレゾールなどの殺菌剤を含有する製剤は使用しない。
- 防除を効果的に行うためには、吸血被害の聞取調査や成虫の発生状況の調査を行う。
- 排水槽や汚水槽の通気管は、外部からの成虫の侵入経路となる。
正解 (2)
解 説
(2)で、ある薬剤が効かないとき、その量を増やしたり頻度を多くしても事態が好転することは少ないです。薬剤が効かないときは、蚊がその薬剤に対する抵抗性を持っていると考えられるので、ほかの薬剤に切り替えるべきです。
よって、正解は(2)です。
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