問 題
床衝撃音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 軽量床衝撃音の対策として、床仕上げ材の弾性の向上がある。
- 重量床衝撃音は、衝撃源自体の衝撃力が高周波数域に主な成分を含む。
- 軽量床衝撃音の衝撃源は、重量床衝撃音の衝撃源と比べて硬いことが多い。
- 重量床衝撃音の対策として、床躯体構造の曲げ剛性の増加がある。
- 床衝撃音に対しては、一般に学校よりもホテルの方が高い遮音性能が求められる。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、重量床衝撃音は、上の階にいる人が走り回ったり、重いものをどすんと置いたりしたときに聞こえる音です。「重量」と名付けられている通り、基本的には重いものが発する音なので、ずうぅぅん…といった低い音が多いです。
重いものは軽いものと比べて低い音を出し、それは周波数でいうと低周波になります。つまり、重量床衝撃音は高周波数域ではなく低周波数域となります。
よって、(2)の記述が誤りです。
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