問 題
温熱環境要素の測定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- サーミスタ温度計は、電気抵抗式温度計の一種である。
- 熱線風速計には、定電圧式と定温度式がある。
- 気流の測定法としては、球体部の冷却力と気流との関係を利用する方法がある。
- グローブ温度計の値は、平均放射温度(MRT)の2乗に比例する関係にある。
- 相対湿度の測定には、乾湿球温度から水蒸気圧を求める方法がある。
正解 (4)
解 説
グローブ温度計は、熱放射の測定に用いられるもので、気流の影響を受けます。グローブ温度計の値は、平均放射温度(MRT)と概ね比例関係にあります(ただし、正比例の関係ではないことに注意してください)。
よって、(4)の「2乗に比例する」が誤りで、正しくは「概ね比例する」となります。
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