問 題
ダクトとその付属品に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 風量調整ダンパには、多翼型、スライド型等がある。
- 防火ダンパの温度ヒューズ溶解温度は、一般換気用、厨房排気用、排煙用で異なる。
- 長方形ダクト同士の接続には、差込み継手が一般に用いられる。
- たわみ継手は、送風機など振動する機器とダクトを接続する場合に設けられる。
- 定風量装置には、ダクト内の圧力により機械的に自力で風量が調整される方式がある。
正解 (3)
解 説
(3)に関して、長方形ダクト同士を接合する継手には、「アングルフランジ工法継手」と「共板フランジ工法継手」があります。
この2つはいずれも頻出なので、ぜひ覚えておきたい知識です。もし今回のようにこれら以外の継手が出題されたら、この試験においては全て誤りの選択肢と判断してください。
よって、(3)の「差込み継手」が誤っているので、正解は(3)です。
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