問 題
酸素欠乏に関する次の文章の( )内に入る数値の組合せとして、正しいものはどれか。
労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規則では、空気中の酸素濃度が( ア )%未満である状態を酸素欠乏と定義している。
また、酸素濃度と人体影響の関係では、空気中の酸素濃度が( イ )%以下になると意識障害やけいれんが生じる。
- ア イ
- 20 18
- 20 16
- 18 16
- 18 10
- 16 10
正解 (4)
解 説
( ア )について、酸素欠乏状態であるか否かの基準が18%であるというのは重要知識なので、最低限これは答えられるようにしたいところです。よって、( ア )には「18」が入ります。
( イ )についても知識問題となりますが、酸素濃度が10%を下回るあたりから深刻な副作用が出てきます。具体的には、問題文に書かれている意識障害やけいれんのほか、顔面蒼白やチアノーゼの症状が出ることもあります。
よって、正解は(4)となります。
もし( イ )が10%だとわからなくても、酸欠の基準が18%であることを知っていれば、16%の時点でそんなに深刻な悪影響は出ないだろう…と推測できるので、選択肢から(4)が正解であると推測できると思います。
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