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	<title>99回薬剤師国家試験過去問 問196～問205（実践／物理）の解説 | 薬学まとめました</title>
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	<description></description>
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	<title>99回薬剤師国家試験過去問 問196～問205（実践／物理）の解説 | 薬学まとめました</title>
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	<item>
		<title>薬剤師国家試験 第99回 問196-197 過去問解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 16 Oct 2019 19:36:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[99回]]></category>
		<category><![CDATA[99回（実践／物理）]]></category>
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					<description><![CDATA[病棟の看護師から、点滴静注しているラインの側管からジアゼパム注射液を注入したところ、ラインに残存する他の注射液と混ざり、白濁してしまったとの問い合わせが薬剤部にあった。 問196 ジアゼパム注射液において、上記白濁が起こ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>病棟の看護師から、点滴静注しているラインの側管からジアゼパム注射液を注入したところ、ラインに残存する他の注射液と混ざり、白濁してしまったとの問い合わせが薬剤部にあった。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問196</h4>


<p>ジアゼパム注射液において、上記白濁が起こった理由として、正しいのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>亜硫酸塩を含む注射剤との混合により、加水分解を受けた。</li>
<li>希釈により溶解度が低下した。</li>
<li>酸性注射液との混合に伴うpHの低下により、溶解度が低下した。</li>
<li>カルシウムやマグネシウム塩を含む注射剤との混合により、難溶性塩を生成した。</li>
<li>生理食塩液との混合により、塩析が起こった。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問197</h4>


<p>25℃におけるジアゼパム水溶液(20μg/mL)の注射筒基材への吸着はpH依存性を示す。pH3.2におけるジアゼパムの注射筒基材への吸着が2.3μg/mgであった。pH7.0における吸着に最も近い値(μg/mg)はどれか。1つ選べ。</p>
<p>ただし、ジアゼパムのpK<sub>a</sub>=3.5、吸着によるジアゼパムの濃度変化は無視できるものとし、吸着は分子形薬物濃度に比例するものとする。また、log2=0.30、log3=0.48とする。</p>
<ol>
<li>0.1</li>
<li>2.0</li>
<li>3.5</li>
<li>5.5</li>
<li>7.0</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問196：2<br>問197：5</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問196</h4>


<p>ジアゼパムは、溶剤にプロピオングリコールなどの有機溶媒を用いた注射薬です。希釈されると、過飽和状態になり沈殿が生じるため、注意が必要です。本問での白濁は、希釈が原因と考えられます。</p>
<p>以上より、正解は 2 です。</p>
<p>以下は、少し細かい知識なのですが、各選択肢に関する補足を行っています。</p>
<p>選択肢 1 ですが<br />ガベキサートメシル酸塩　や　ナファモスタットメシル酸塩　などが、亜硫酸塩による加水分解を受ける代表的注射薬です。亜硫酸塩は、ネオパレン、ビーフリード　といった輸液に含まれます。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />代表的な酸性注射薬としては、チアミン塩化物塩酸塩、ドパミン塩酸塩注射液、ガベキサートメシル酸塩　などがあります。</p>
<p>一方、塩基性注射薬としては、注射用カンレノ酸カリウム、フェニトインナトリウム注射液、フロセミド注射液　などがあります。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />カルシウムを含む輸液としては例えば、ラクテック　があります。マグネシウムを含む輸液としては例えば、アステマリン ３ 号 MG　輸液　があります。</p>
<p>セフェム系抗生物質ロセフィンは、カルシウムを含有する注射剤との含有で結晶化するため、同時に投与しないよう重要な基本的注意として、注意喚起されています。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />例えば、ハンプ（注射用　カルペリチド）やナファモスタットメシル酸塩（フサン）は、生理食塩水との混合で塩析が生じます。そのため、注射用水や、５％ブドウ糖液で希釈されます。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問197</h4>


<p>pH と pKa が出てきたので、ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式を使います。※ ジアゼパムは、塩基性の化合物なので塩基性化合物の場合の式を使います。</p>
<p><strong>pH　=　pKa+log ［分子形］/［イオン形］</strong> (塩基性化合物の場合)</p>
<p>pH = 3.2 、pKa = 3.5 を代入すると、log の項が、-0.3 となります。ということは、［分子形］/［イオン形］ は、10<span style="font-weight: 400;"><sup>-0.3</sup></span>となります。ここで、ｌｏｇ２＝0.30 とあるので<br />10<span style="font-weight: 400;"><sup>0.3</sup></span> というのは、10<span style="font-weight: 400;"><sup>log2</sup></span>　と書き直せます。すると、これは log の定義から、２　です。よって、10<span style="font-weight: 400;"><sup>-0.3</sup></span> とは、1/2 のことです。</p>
<p>［分子形］/［イオン形］　＝　1/2　ということは、分子形　＝　1/2 [イオン形] 　と表すことができます。つまり比で表すなら、<strong>分子形：イオン形　が　１：２</strong>　ということです。もともとのジアゼパムの濃度が　20μｇ/ｍＬ　だったのだから、この pH において、分子形は 大体 6.6 μg/mL となります。</p>
<p>一方、 pH = 7.0 、pKa = 3.5 を代入すると、log の項が、3.5 となります。ということは、［分子形］/［イオン形］ は、10<span style="font-weight: 400;"><sup>3.5</sup></span><br />となります。</p>
<p>ここで、10<span style="font-weight: 400;"><sup>3.5</sup></span> = 10<span style="font-weight: 400;"><sup>3</sup></span> × 10<span style="font-weight: 400;"><sup>0.5</sup></span>と表すことができ、10<span style="font-weight: 400;"><sup>0.5</sup></span> は、大体 10 log3 と近似することができます。 すると、これは log の定義から、３です。</p>
<p>［分子形］/［イオン形］　＝　3000　ということは、ほぼ分子形といえます。つまり、ほぼ 20μｇ/ｍＬ です。</p>
<p>となると、 pH 3.2 の時と比べて分子形の濃度が、ほぼ３倍になっているので、吸着もほぼ３倍のはずです。つまり、２．３ × ３ ≒ ７　なので、正解は 5 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第99回 問198-199 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/99-198/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 16 Oct 2019 19:38:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[99回]]></category>
		<category><![CDATA[99回（実践／物理）]]></category>
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					<description><![CDATA[84歳男性。急性膵炎で緊急入院し、注射用ナファモスタットメシル酸塩10mgを投与することになった。 問198 この注射剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 溶解には、生理食塩液を用いる。 約2時間かけて [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>84歳男性。急性膵炎で緊急入院し、注射用ナファモスタットメシル酸塩10mgを投与することになった。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問198</h4>


<p>この注射剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>溶解には、生理食塩液を用いる。</li>
<li>約2時間かけて、静脈内に点滴注入する。</li>
<li>血管外漏出により、注射部位に炎症を起こすことがある。</li>
<li>本剤の投与により、高カリウム血症が現れることがある。</li>
<li>アミノ酸輸液製剤との混合を避ける。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問199</h4>


<p>ナファモスタットメシル酸塩製剤に亜硫酸塩を含む注射剤を混合した場合、及び混合しない場合の残存率の経時変化を求めた(図1)。また、pHと分解速度定数との関係も求めた(図2)。これらのデータから考えられることはどれか。2つ選べ。ただし、これらの実験は37℃で行った。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8821" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd19.png" alt="" width="707" height="347" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd19.png 707w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd19-300x147.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd19-500x245.png 500w" sizes="(max-width: 707px) 100vw, 707px" /></p>
<ol>
<li>残存率の対数と時間との間に直線関係が認められることから、2次反応とみなすことができる。</li>
<li>残存率R(%)と分解速度定数kの関係は<img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8809" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd7.png" alt="" width="206" height="59">で表すことができる。ただしtは時間を表す。</li>
<li>亜硫酸塩なし、pH5～7の範囲において、加水分解反応は酸触媒作用により促進される。</li>
<li>亜硫酸イオンは、触媒作用により分解速度を増大させる。</li>
<li>図のデータから加水分解反応の活性化エネルギーを求めることができる。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問198：1<br>問199：2, 4</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問198</h4>


<p>ナファモスタットメシル酸塩（フサン）は、生理食塩水液　で直接溶解させると結晶が析出するため、注射用水や、5 % ブドウ糖注射液を用いて溶解します。よって、選択肢 1 が誤りです。</p>
<p>他の選択肢は、全て正しいです。</p>
<p>以上より、正解は 1 です。</p>
<p>ちなみに、選択肢 4 について<br />フサンの注意事項として、特に注意が必要です。膵炎患者に、フサンを使用して、高 K 血症が見られた時は、メシル酸ガベキサート（FOY）を使用するといった代替案が考えられます。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問199</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />log をとって、直線関係となるのは１次反応の特徴です。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 は、その通りの記述です。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />pH 5～７において、pH が上がるほどに分解速度が大きくなっていることから酸触媒作用ではないと考えられます。（酸触媒作用であれば、pH が上がる、すなわち塩基性になるほど、触媒作用が低下するはずだからです。）よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 は、その通りの記述です。<br />亜硝酸を入れると反応速度が増加していることに加え、pH が上がると反応速度がより上昇していることからイオンの形で作用していると考えられます。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br /><strong>活性化エネルギー</strong>を求めることができる式は、<strong>ln k = -E/RT + ln A</strong> です。つまり、横軸に1/T 、 縦軸に ln k をとったグラフからであれば、活性化エネルギーを求めることができます。しかし、本問の図では、T が 37℃と一定なのでこの図のデータだけから活性化エネルギーを求めることはできません。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 2,4 です。</p>
<p>補足<br />ちなみに本問は、選択肢 ２　を実際に導いていると時間が足りないのではないかと思います。そのため、試験本番では選択肢１，３，５　を誤りと判断できればよいと思われます。</p>
<p>一応、参考ですが、選択肢２の式は<br />ln C = -kt + ln C<span style="font-weight: 400;"><sub>0</sub></span>　で、一定時間たった時の C は、R を用いて、C=(R/100) C<span style="font-weight: 400;"><sub>0</sub></span> と表すことができるため、これを代入して、k について解くと導出できると思います。余裕があれば、ぜひお試し下さい。補足　終わり</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第99回 問200-201 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/99-200/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 16 Oct 2019 19:42:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[99回]]></category>
		<category><![CDATA[99回（実践／物理）]]></category>
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					<description><![CDATA[3歳男児。急性白血病で化学療法を施行中であるが、感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。 問200 この処方せんの疑義照会について、正しいのはどれか。2つ選べ。 ノルフロキサシン小児用錠は粉砕投与できない。 スクラ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>3歳男児。急性白血病で化学療法を施行中であるが、感染症治療のため、以下の処方せんが発行された。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8814" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd12.png" alt="" width="672" height="842" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd12.png 672w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd12-300x376.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd12-500x626.png 500w" sizes="(max-width: 672px) 100vw, 672px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問200</h4>


<p>この処方せんの疑義照会について、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>ノルフロキサシン小児用錠は粉砕投与できない。</li>
<li>スクラルファート細粒と同時投与するとノルフロキサシン小児用錠の効果が減弱することがある。</li>
<li>イトラコナゾール内用液はノルフロキサシン小児用錠と併用禁忌なので、テルビナフィン塩酸塩錠へ変更すべきである。</li>
<li>イトラコナゾール内用液は空腹時の服用が推奨される。</li>
<li>アセトアミノフェンシロップはノルフロキサシン小児用錠の効果を増強させる。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問201</h4>


<p>以下の表は、処方された薬物の物性を示したものである。薬物間相互作用が予想される組合せはどれか。2つ選べ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8803" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd1.png" alt="" width="736" height="503" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd1.png 736w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd1-300x205.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd1-500x342.png 500w" sizes="(max-width: 736px) 100vw, 736px" /></p>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問200：2, 4<br>問201：1, 4</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問200</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />ノルフロキサシン小児用錠は、粉砕投与できないということはありません。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 は、その通りの記述です。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />この組み合わせは、投与禁忌ではありません。よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 は、その通りの記述です。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />このような効果増強は見られません。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 2,4 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問201</h4>


<p>薬物間相互作用が予想されるのは、スクラルファートとノルフロキサシンです。それを、１～４から見つける必要があります。</p>
<p>選択肢 1 ですが<br />pKa に大きな幅があることから、構造式に x や y が含まれるスクラルファートであると判断することができると考えられます。</p>
<p>次に、選択肢 2 ですが<br />log P が２つあるため、光学異性体の存在するイトラコナゾールであると判断することができます。</p>
<p>選択肢 3 は、特徴がないため、とばします。</p>
<p>最後に選択肢 4 ですが<br />pKa が２つあるため、２段階に解離するような構造に注目すると、ノルフロキサシンには、NH　と、COOH　があることから、選択肢 4 はノルフロキサシンであると判断することができると考えられます。</p>
<p>以上より、正解は 1,4 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第99回 問202-203 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/99-202/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 16 Oct 2019 19:42:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[99回]]></category>
		<category><![CDATA[99回（実践／物理）]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://yaku-tik.com/yakugaku/?p=6292</guid>

					<description><![CDATA[35歳女性。関節リウマチで通院中の患者に以下の処方せんが発行された。 問202 患者への情報提供に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 メトトレキサートカプセルを服用し忘れたときは、葉酸と一緒に服用する。  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>35歳女性。関節リウマチで通院中の患者に以下の処方せんが発行された。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8818" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd16.png" alt="" width="672" height="309" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd16.png 672w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd16-300x138.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/99qd16-500x230.png 500w" sizes="(max-width: 672px) 100vw, 672px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問202</h4>


<p>患者への情報提供に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>メトトレキサートカプセルを服用し忘れたときは、葉酸と一緒に服用する。</li>
<li>妊娠の疑いがある場合には、すべての薬剤の服用を速やかに中止して、医療機関に連絡する。</li>
<li>高熱や咳が続く場合には、直ちに医療機関に連絡する。</li>
<li>サラゾスルファピリジン腸溶錠を服用し忘れても、次回に2回分まとめて服用してはならない。</li>
<li>尿が黄赤色になることがある。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問203</h4>


<p>メトトレキサートの治療薬物モニタリングには、イムノアッセイが利用されている。イムノアッセイに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>メトトレキサートのような低分子は抗原性を示さないので、抗体作製には、高分子と結合させる必要がある。</li>
<li>競合法では、測定対象物質の存在量に依存してシグナル強度が減少する用量依存曲線が得られる。</li>
<li>蛍光偏光イムノアッセイでは、蛍光標識した抗原が抗体に結合すると抗原の回転運動が減少するため、蛍光偏光度は減少する。</li>
<li>Enzyme multiplied immunoassay technique(EMIT)は、均一系イムノアッセイの1種である。</li>
<li>凝集比濁法では、免疫複合体の形成により粒子が凝集する性質を応用している。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問202：1<br>問203：3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問202</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />葉酸（フォリアミン　など）は、メトトレキサート（MTX）の副作用（肝機能障害 等）の予防や治療のために用いられます。</p>
<p>MTX　と　葉酸　の２剤は同時に服用すると、MTX の作用が弱まります。そのため、２４～４８時間服用間隔を空けて葉酸を服用します。（連日にするのは、１日間があくよりも忘れにくいから　というのが大きな理由と考えられます。）</p>
<p>MTX 服用忘れの時は、MTX 服用 → 翌日に葉酸を服用とするとよいです。一緒に服用は、避けるべきです。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 ～ 5 は、正しい記述です。</p>
<p>以上より、正解は 1 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問203</h4>


<p>選択肢 1 は、正しい記述です。<br />抗原性とは、抗体に結合することができる性質です。小さすぎる低分子は、認識できる抗体が存在せず抗原性が、ありません。そこで、低分子に高分子を結合させることで抗体作製を行います。</p>
<p>選択肢 2 は、その通りの記述です。<br />競合法とは、例えるなら、椅子の数が決まっている椅子取りゲームです。椅子（抗体のたとえ　です。）を１０個と、椅子に座れるゼッケン付きの人が１０人　始めにいるとします。（人は、抗原のたとえ。ゼッケンは、放射標識のたとえ　です。）</p>
<p>この状態で椅子取りゲームをすると、ゼッケン付きの人１０人が、１０個の椅子に座ります。ここで、何人かよくわからないけど椅子取りゲームに混ざってきたとします。仮に、１０人　混ざってきたとしましょう。※ 新しくゲームに参加する人には、ゼッケンがありません。すると、実力に差がないなら、今度はゲーム後に椅子に座っている人を見ると「ゼッケン付きが５人」になるはずです。</p>
<p>そして、新しく混ざってきた人の数が１０人と知らなかったとしてもこの、ゲームの結果だけ見れば「もともとゼッケン付きの１０人が、みんな椅子に座れるゲームが５人しか座れていない。→新しく１０人が混ざってきたのだろう」と、計算、推測できます。</p>
<p>このように、まず準備として始めに「一定量の放射標識した物質」及び「一定量の抗体」を準備します。そして、測定対象の物質と、放射標識した物質を抗体に対して競合させます。最後に、抗体と結合した抗原のみを取り出しシグナル強度を測定することで、測定対象の物質の量を測るという方法が競合法と呼ばれます。</p>
<p>選択肢 2 は正しい記述です。<br />「測定対象の物質量」は「新しく入ってきた人」に対応します。「シグナル強度」は「ゲームが終わった時に座っているゼッケン付きの人の数」に対応します。確かに、測定対象の物質量が増えれば増えるほどシグナル強度は減少するような用量依存曲線を得ることができます。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />抗原と抗体が結合すると、固定されて抗原の回転が減少します。その結果、振動方向が同じ向きとなり偏光を発します。つまり、偏光度は増加します。減少では、ありません。よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 は、正しい記述です。<br />均一系と、不均一系の違いは、抗体に結合した抗原（B）と非結合の抗原（F）の分離を行うかどうかです。B/F 分離を行わないのが均一系免疫測定系です。B/F 分離を行うのが不均一系免疫測定系です。</p>
<p>選択肢 5 は、その通りの記述です。</p>
<p>以上より、正解は 3 です。</p>

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		<title>薬剤師国家試験 第99回 問204-205 過去問解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 16 Oct 2019 19:43:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[99回]]></category>
		<category><![CDATA[99回（実践／物理）]]></category>
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					<description><![CDATA[58歳男性。がんの転移の有無を診断するため、フルデオキシグルコース(18F)を用いた陽電子放出断層撮影法(PET)検査を実施することとなった。 問204 フルデオキシグルコース(18F)を用いるPET検査に関して誤ってい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>58歳男性。がんの転移の有無を診断するため、フルデオキシグルコース(<sup>18</sup>F)を用いた陽電子放出断層撮影法(PET)検査を実施することとなった。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問204</h4>


<p>フルデオキシグルコース(<sup>18</sup>F)を用いるPET検査に関して誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>本剤は虚血性心疾患の診断にも用いられる。</li>
<li>投与前から撮像までは安静にする。</li>
<li>本剤は血漿中でほとんど代謝されずに存在し、未変化体のまま排泄される。</li>
<li>画像のコントラストをあげるために、同時にグルコースを服用する。</li>
<li>炎症部位等に集積し、偽陽性所見を呈する可能性がある。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問205</h4>


<p>PETに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li><sup>11</sup>C、<sup>18</sup>F、<sup>201</sup>Tlはいずれも陽電子を放出する核種であり、PETに利用される。</li>
<li>PETで用いられる<sup>18</sup>F核種は、<sup>18</sup>OにX線を照射することで製造される。</li>
<li>放射性核種から放出された陽電子は、生体内の電子と結合して、ほぼ180度の方向に2本のγ線を放出して消滅する。</li>
<li>PETはX線CTと組み合わせることにより、安定同位体で標識した薬物の体内動態を画像表示することができる。</li>
<li>PETの核医学画像からは対象臓器の機能情報は得られない。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問204：4<br>問205：3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問204</h4>


<p>選択肢 1 ～ 3 は、その通りの記述です。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />同時にグルコースを服用すると、<span style="font-weight: 400;"><sup>18</sup></span>F －フルデオキシグルコースの腫瘍細胞への取り込みと競合しコントラストは下がると考えられます。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 は、その通りの記述です。<br />炎症部位では白血球が集まっていることなどから、エネルギー需要が多く、グルコースがいっぱい取り込まれるために、集積すると考えられます。</p>
<p>以上より、正解は 4 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問205</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br /><span style="font-weight: 400;"><sup>11</sup></span>C、<span style="font-weight: 400;"><sup>18</sup></span>F は陽電子を放出しますが、<span style="font-weight: 400;"><sup>201</sup></span>Tl はγ 線 を放出します。（塩化タリウム　の形で　甲状腺腫瘍や心筋　の測定に用いられる核種です。）よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br /><span style="font-weight: 400;"><sup>18</sup></span>F　の製造は、<span style="font-weight: 400;"><sup>18</sup></span>O に陽子線を照射することによります。X 線では、ありません。この際、中性子が放出されます。（核反応式　と呼ばれる　式の形で表すと <span style="font-weight: 400;"><sup>18</sup></span>O（p,n）<span style="font-weight: 400;"><sup>18</sup></span>F と表されます。）よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 は、その通りの記述です。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />安定同位体とは、崩壊をおこさない同位体です。これで標識しても、PET による画像表示はできません。X 線 CT と組み合わせれば、CT による静止画　は得られますが　（レントゲン像は、得られる）薬物の体内動態の画像表示はできません。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />形態よりも、機能に関する情報が豊富に得られるのが、PET の特徴です。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 3 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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