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	<title>100回薬剤師国家試験過去問 問266～問285（実践／薬剤）の解説 | 薬学まとめました</title>
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	<title>100回薬剤師国家試験過去問 問266～問285（実践／薬剤）の解説 | 薬学まとめました</title>
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		<title>薬剤師国家試験 第100回 問266-267 過去問解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:40:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[65歳女性。老年内科を受診、骨粗しょう症と診断され、下記の処方が出された。 問266 薬剤師が行う服薬指導の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 180mL程度の十分な量の水と一緒に服用するよう指導した。 噛んだり、口 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>65歳女性。老年内科を受診、骨粗しょう症と診断され、下記の処方が出された。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8560" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe7.png" alt="" width="662" height="104" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe7.png 662w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe7-300x47.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe7-500x79.png 500w" sizes="(max-width: 662px) 100vw, 662px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問266</h4>


<p>薬剤師が行う服薬指導の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>180mL程度の十分な量の水と一緒に服用するよう指導した。</li>
<li>噛んだり、口中で溶かしたりせずに服用するよう指導した。</li>
<li>起床後、食事を摂ってから服用するよう指導した。</li>
<li>服用を忘れた場合には、気がついたときにすぐ服用するよう指導した。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問267</h4>


<p>この患者は、日常的に牛乳を飲用していることがわかった。リセドロン酸Na錠の牛乳による服用についての記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>牛乳中の油脂成分によりリセドロン酸の溶解が促進され、良好に吸収される。</li>
<li>牛乳中の油脂成分により胃粘膜が保護されるので、服用後、すぐに横になって良い。</li>
<li>リセドロン酸は、牛乳中のカルシウムイオンとキレートを形成するので、吸収が低下する。</li>
<li>カルシウム補給のためにも、牛乳での服用が推奨されている。</li>
<li>リセドロン酸は、牛乳中の成分とは特に相互作用しないので、水で服用した場合と比べて、吸収に違いは認められない。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問266：1, 2<br>問267：3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問266</h4>


<p>選択肢 1 は、正しい選択肢です。<br />コップ１杯の水で飲むように指導します。のむ水の量が少ないと薬がのど等に引っかかり炎症につながるからです。</p>
<p>選択肢 2 は、正しい選択肢です。<br />口や喉を刺激する可能性があるため、噛んだりなめたりせずに服用するよう指導します。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />朝起きてから食事の前に飲むよう指導するのが適切な指導です。これは、空腹時でないと薬の吸収が悪くなり効き目が弱くなるからです。よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />服用を忘れた時は、まだ何か他の薬を飲んだり飲食をしていない場合はすぐに薬を服用するように指導します。又、すでに何かを口にしたのであればその日は薬をのまず、翌朝普段通りに服薬するように、と指導します。気づいたらすぐに服用するよう指導するのは適切では、ありません。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 1,2 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問267</h4>


<p>リセドロン酸と牛乳などの高カルシウム含有飲食物は、同時服用によりキレートを形成し吸収が妨げられることがあります。また、十分な量の水とともに経口投与し、服用後少なくとも 30 分は横にならず、水以外の飲食や他の薬剤の経口摂取も避ける必要があります。</p>
<p>以上より、正解は 3 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
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		<title>薬剤師国家試験 第100回 問268-269 過去問解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:41:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[35歳女性。妊娠初期に妊娠糖尿病と診断され、食事療法を行っていたが血糖コントロールが不良となったため、薬物療法の開始が検討された。 問268 この患者に用いる薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 アカルボース ヒト [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>35歳女性。妊娠初期に妊娠糖尿病と診断され、食事療法を行っていたが血糖コントロールが不良となったため、薬物療法の開始が検討された。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問268</h4>


<p>この患者に用いる薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>アカルボース</li>
<li>ヒトインスリン(遺伝子組換え)</li>
<li>シタグリプチンリン酸塩水和物</li>
<li>ナテグリニド</li>
<li>メトホルミン塩酸塩</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問269</h4>


<p>薬物の胎盤透過に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>一般に、分子量5,000以上の薬物も透過して胎児へ移行する。</li>
<li>胎盤にはP-糖タンパク質が発現し、薬物の胎児への移行を促進している。</li>
<li>多くの薬物の胎盤透過は、pH分配仮説に従う。</li>
<li>一般に、母体中の血漿タンパク質結合形薬物は、胎児へ移行しない。</li>
<li>一般に、水溶性の高い薬物ほど胎盤を透過しやすい。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box block-box has-border-color has-red-border-color">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問268：2<br>問269：3, 4</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問268</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br>アカルボースは、妊婦禁忌です。安全性未確立です。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 は、正しい選択肢です。<br>妊婦の血糖コントロールにはインスリンが使用されます。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br>シタグリプチンは、投与に関する安全性が確立しておらず、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ投与を考慮します。本症例ではインスリンも選択肢にあり、該当する場合であるとは考えられません。よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br>ナテグリニドは、妊婦禁忌です。動物実験で、胎盤通過、催奇形性が認められています。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br>メトホルミンは、妊婦禁忌です。動物実験で催奇形性が報告されています。※ ただし、海外の研究によれば、メトホルミンによって奇形が増えることはないという報告もあります。メトホルミンは不妊の原因の一つとして指摘されている多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）に対して効果が明らかになっています。そのため、妊婦に対する使用症例が海外で蓄積されているため奇形に関する報告があるようです。とはいえ、日本においてのデータではないし、添付文書にも、この国試の段階では反映されていないため、妊婦禁忌であることに変わりはありません。</p>
<p>以上より、正解は 2 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問269</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br>一般に、分子量 1000 以上の物質は透過しにくいと言われます。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br>P &#8211; 糖タンパク質は、薬物を母体側に排出しており、胎児への移行を促進しているわけではありません。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3,4 は、正しい選択肢です。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br>受動拡散なので、脂溶性が高い物質のほうが胎盤を通過しやすいです。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 3,4 です。</p>

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		<title>薬剤師国家試験 第100回 問270-271 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-270/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:46:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[腎移植を受けた患者が退院間近になり、病棟担当薬剤師が退院時服薬指導のために病室を訪問した。 患者から、「移植コーディネーターから、退院後の食生活で特にセントジョーンズワートや柑橘類、生魚などの摂取は控えるように言われてい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>腎移植を受けた患者が退院間近になり、病棟担当薬剤師が退院時服薬指導のために病室を訪問した。</p>
<p>患者から、「移植コーディネーターから、退院後の食生活で特にセントジョーンズワートや柑橘類、生魚などの摂取は控えるように言われているのですが、どのような理由なのでしょうか」との質問があった。なお、当該患者にはシクロスポリンが処方されている。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問270</h4>


<p>上記の質問に対する薬剤師の回答として適切なのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>セントジョーンズワートは、免疫抑制薬の働きを弱める恐れがあるからです。</li>
<li>セントジョーンズワートは、免疫抑制薬の血中濃度を高める恐れがあるからです。</li>
<li>柑橘類の中には免疫抑制薬の働きを弱めてしまうものがあるからです。</li>
<li>生魚の成分には免疫抑制薬の働きを強めてしまうものがあるからです。</li>
<li>生魚に付着している微生物によって食中毒を起こす恐れがあるからです。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問271</h4>


<p>シクロスポリンの経口投与時の体内動態および投与設計に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>シクロスポリンの投与量は、腎移植後の日数に関わらず一定に保つことが推奨される。</li>
<li>シクロスポリンの投与設計は、一般にトラフ濃度に基づいて行われる。</li>
<li>シクロスポリンによる腎移植後の拒絶反応のコントロールが不良の場合は、シクロスポリンとタクロリムスの併用を行う。</li>
<li>血清クレアチニン値の上昇が観察された場合は、シクロスポリンによる副作用の可能性があるため、直ちに休薬する必要がある。</li>
<li>自己乳化型マイクロエマルション製剤投与後のシクロスポリンの消化管吸収は、胆汁分泌量や食事の影響を受けにくい。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問270：1, 5<br>問271：2, 5</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問270</h4>


<p>選択肢 1 は、正しい選択肢です。<br />セントジョーンズワートは CYP を誘導します。そのため血中濃度が下がり、免疫抑制剤の働きを弱める恐れがあります。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />血中濃度を下げる恐れがあります。高める恐れでは、ありません。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />柑橘類は、CYPを阻害するものがあります。そのため、血中濃度が上昇し、免疫抑制剤の働きを強める恐れがあります。働きを弱めてしまうからでは、ありません。よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />免疫抑制剤を投与している時は、感染リスクが高まっているため生ものを食べるのを避けるように指導します。免疫抑制剤の働きを強めてしまうものがあるからではありません。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 は、正しい選択肢です。</p>
<p>以上より、正解は 1,5 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問271</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />投与量は、漸減します。一定に保つことが推奨されるわけでは、ありません。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 は、正しい選択肢です。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />シクロスポリンとタクロリムスは、併用禁忌です。よって、選択肢 3 は誤りです。ちなみに、副作用のコントロール不良などに対して、シクロスポリンとタクロリムスの切り替えが行われることは、しばしば見られます。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />血清クレアチニン値の上昇は、シクロスポリンの副作用による腎機能の低下　や　拒絶反応による、腎機能の低下　を示唆します。そのため、免疫抑制剤の量が調節されます。（副作用なら、減量、拒絶反応なら、増量）直ちに休薬されるわけでは、ありません。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 は、正しい選択肢です。</p>
<p>以上より、正解は 2,5 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第100回 問272-273 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-272/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:47:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の患者に対しバンコマイシンが投与されていたが、効果が得られなかったため、テイコプラニンの使用に関して医師と協議した。 問272 テイコプラニンの使用上の留意点として適切なのは [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の患者に対しバンコマイシンが投与されていたが、効果が得られなかったため、テイコプラニンの使用に関して医師と協議した。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問272</h4>


<p>テイコプラニンの使用上の留意点として適切なのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>投与終了1～2時間後の血中濃度を測定する必要がある。</li>
<li>レッドマン症候群を避けるため、30分以上かけて点滴静注する。</li>
<li>血中タンパク結合率が低いため、血中アルブミン濃度を考慮する必要はない。</li>
<li>バンコマイシンと比べて消失半減期が長いため、負荷投与が必要である。</li>
<li>初期投与量は、腎機能に応じて調節する。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問273</h4>


<p>テイコプラニンの静脈内投与終了後の血中濃度推移について、分布終了後の遅い時間(消失相)の血中濃度データを用いて線形1-コンパートメントモデルで解析した場合と、初期の分布相のデータも含めて線形2-コンパートメントモデルで解析した場合では、得られる薬物動態パラメータの値が異なる。</p>
<p>薬物動態パラメータの関係について正しい記述はどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>2-コンパートメントモデルから得られる全身クリアランスは、1-コンパートメントモデルから得られる値よりも小さい。</li>
<li>2-コンパートメントモデルにより推定される投与終了直後の血中濃度は、1-コンパートメントモデルから得られる値よりも小さい。</li>
<li>2-コンパートメントモデルから得られる中央コンパートメントの分布容積は、1-コンパートメントモデルから得られる分布容積よりも小さい。</li>
<li>2-コンパートメントモデルから得られる消失相の半減期は、1-コンパートメントモデルから得られる半減期よりも短い。</li>
<li>2-コンパートメントモデルから得られる血中濃度時間曲線下面積は、1-コンパートメントモデルから得られる値よりも小さい。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問272：2, 4<br>問273：1, 3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問272</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />テイコプラニンの TDM では、トラフ（定常状態における、最低血中濃度）の血中濃度を測定します。血中濃度は、注射の場合投与終了後すぐに最大となり、以降減少していきます。そして、テイコプラニンは半減期が長い(目安が 50 時間)薬物であるため、投与終了 1～2 時間後ではトラフ値を測定することができません。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 は、正しい選択肢です。<br />ちなみにレッドマン症候群とは、顔や頸部に、紅斑やかゆみを生じる症状です。ヒスタミン遊離作用に起因し（アレルギーでは、ない。）、時間をかけた点滴で避けることができる副作用の一種です。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />テイコプラニンは、血中タンパク質結合率が 90 % と高い薬物です。よって、選択肢 3 は誤りです。ちなみに、血中タンパク質結合率の高い薬物としては他に、フェニトイン、ワルファリンなどがあります。</p>
<p>選択肢 4 は、正しい選択肢です。<br />特に消失の遅い薬物において、維持量で投与すると治療濃度まで到達させるのに時間がかかりすぎます。そこで、治療初期の１日量や１回量を、維持量よりも増量することを負荷投与といいます。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />初期投与量（３日めまで）は調節しません。</p>
<p>以上より、正解は 2,4 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問273</h4>


<p>選択肢 1 は、正しい選択肢です。<br />1 &#8211; コンパートメントとは、注射したら即座に全身に分布され、後は時間と共に薬物が排泄されるという仮定です。一方、2 &#8211; コンパートメントとは、分布する時間を仮定したものです。全身クリアランス　というのは、１分あたりの薬物排出量　と考えればよいです。</p>
<p>2 &#8211; コンパートメントの方が、分布する時間があるため、だらだらと薬物が出ていきクリアランスは遅くなるため、この選択肢が正しいと判断することができます。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />投与終了直後、１－コンパートメントモデルでは、もう全身に分布が終わっているという仮定です。血中には、分布しきれなかった薬物だけが存在します。例として、薬物を５投与したんだけど全身に４分布したとします。すると、血中濃度は１です。</p>
<p>それに対し、２－コンパートメントモデルでは分布がまだ終わっておらず「血中に未分布の薬物が　ある程度残っている」と考えられます。つまり、薬物を　５　投与したのであれば、全身にはまだ　２　しか分布されておらず、血中濃度は　３　のようになります。従って、血中濃度は<br />２－コンパートメントモデルの方が大きい値であると考えられます。選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 は、正しい選択肢です。<br />Vd = CL/D という公式を使います。選択肢 1 から、CL は 2-コンパートメントモデルのほうが小さいので、CL が小さければ、Vd も小さいと考えられます。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />横軸を時間、縦軸を ln C （Cは血中濃度）とすると、１－コンパートメントモデル　及び ２－コンパートメントモデル　の血中濃度推移のイメージは、以下のようになります。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8632" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100-273.jpg" alt="" width="394" height="222" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100-273.jpg 394w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100-273-300x169.jpg 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100-273-120x68.jpg 120w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100-273-160x90.jpg 160w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100-273-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 394px) 100vw, 394px" /></p>
<p>2 &#8211; コンパートメントの消失相とは、分布相が終わり緩やかな直線で濃度が減少していく部分のことです。本問では、分布終了後の遅い時間（消失相）の血中濃度データを用いている　ということなので、この部分のデータに注目すれば １－コンパートメントでも ２ーコンパートメントでも半減期は変わらない　と考えられます。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />AUC = D/CL です。2 &#8211; コンパートメントの方が CL が小さいから、AUC は大きくなります。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 1,3 です。</p>

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		<title>薬剤師国家試験 第100回 問274-275 過去問解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:47:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://yaku-tik.com/yakugaku/?p=5059</guid>

					<description><![CDATA[院内のレジメンを管理する委員会において、制吐薬として用いる薬物について薬剤師が説明した。 「この薬物は、5-HT3受容体拮抗薬です。他の5-HT3受容体拮抗薬に比べて消失半減期が約42時間と長く、そのため遅発期の悪心・嘔 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>院内のレジメンを管理する委員会において、制吐薬として用いる薬物について薬剤師が説明した。</p>
<p>「この薬物は、5-HT<sub>3</sub>受容体拮抗薬です。他の5-HT<sub>3</sub>受容体拮抗薬に比べて消失半減期が約42時間と長く、そのため遅発期の悪心・嘔吐にも効果があります。」</p>


<h4 class="wp-block-heading">問274</h4>


<p>薬剤師が説明した薬物はどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>アザセトロン塩酸塩</li>
<li>オンダンセトロン塩酸塩水和物</li>
<li>グラニセトロン塩酸塩</li>
<li>トロピセトロン塩酸塩</li>
<li>パロノセトロン塩酸塩</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問275</h4>


<p>この薬物0.75mgを急速静脈内投与するとき、7日後の血中濃度に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、この薬物の体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、分布容積は750Lとする。</p>
<ol>
<li>0.25μg/mL</li>
<li>0.125μg/mL</li>
<li>0.0625μg/mL</li>
<li>0.25ng/mL</li>
<li>0.125ng/mL</li>
<li>0.0625ng/mL</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問274：5<br>問275：6</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問274</h4>


<p>半減期が長い、いわゆる第二世代 5-HT<span style="font-weight: 400;"><sub>3</sub></span> 受容体拮抗薬の説明であるため、パロノセトロン（アロキシ®）であると考えられます。ちなみに、他の選択肢も全て 5-HT<span style="font-weight: 400;"><sub>3</sub></span> 受容体拮抗薬です。抗がん剤使用に伴う、特に急性の悪心・嘔吐に対して制吐剤として用いられています。</p>
<p>以上より、正解は 5 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問275</h4>


<p>Vd = D/C<span style="font-weight: 400;"><sub>0</sub></span> （この式は、必須知識です。）より、750 (L) = 0.75 (mg)/ C<span style="font-weight: 400;"><sub>0 </sub></span> (mg/L) 　です。よって、C<span style="font-weight: 400;"><sub>0</sub></span> = 0.001 (mg/L) です。選択肢の単位を参考に、単位変換をしておくと、0.001 (mg/L) = 0.001 (μg/mL) = 1 (ng/mL) です。</p>
<p>７日＝168 時間後　なので、半減期は 42 時間ということから、半減期 4 周期分 の時間が経過しています。従って、1 → 0.5 → 0.25 → 0.125 → 0.0625 (ng/mL) です。</p>
<p>以上より、正解は 6 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第100回 問276-277 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-276/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:48:22 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[65歳男性。変形性関節症の治療中であり、以下の薬剤が処方された。 問276 本テープ剤の使用に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 原因療法ではなく、対症療法である。 アスピリンぜん息の患者に対しては禁忌で [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>65歳男性。変形性関節症の治療中であり、以下の薬剤が処方された。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8564" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe11.png" alt="" width="582" height="97" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe11.png 582w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe11-300x50.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe11-500x83.png 500w" sizes="(max-width: 582px) 100vw, 582px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問276</h4>


<p>本テープ剤の使用に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>原因療法ではなく、対症療法である。</li>
<li>アスピリンぜん息の患者に対しては禁忌である。</li>
<li>光線過敏症の既往歴を持つ患者に対しては禁忌である。</li>
<li>湿疹または発疹の部位には使用しない。</li>
<li>胃不快感などの消化器症状が現れることがある。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問277</h4>


<p>本テープ剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>室温で保存する。</li>
<li>製剤均一性試験法の適用を受ける。</li>
<li>溶出試験法の適用外である。</li>
<li>膏体は支持体に展延されている。</li>
<li>水を含む基剤を用いた貼付剤である。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問276：3<br>問277：5</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問276</h4>


<p>選択肢 1,2,4,5 は、正しい選択肢です。</p>
<p>選択肢 2,5 の内容は<br />ロキソプロフェン錠剤においても、同様の注意点です。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />光線過敏症の既往歴を持つ患者に対して禁忌であるのは、ケトプロフェン（®モーラステープ）です。ロキソプロフェンは、禁忌ではありません。</p>
<p>以上より、正解は 3 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問277</h4>


<p>選択肢 1 ～ 4 は、正しい選択肢です。<br />ちなみに、皮膚に適用する製剤で行われる試験は「放出試験法」です。（選択肢 3 に関しての補足です。）</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />「テープ剤」とは、脂溶性の基剤を用いた製剤です。皮膚との親和性が高く、浸透、吸収性にすぐれます。また、皮膚との親和性が高いことからはがれにくい、という特徴があります。一方、「パップ剤」とは、水溶性の基剤を用いた製剤です。水分が多く含まれ、貼った時のひんやりとした清涼感が特徴です。テープ剤なので、水を含む基剤　ではありません。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 5 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第100回 問278-279 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-278/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:48:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[入院中の5歳女児。体重21kg。39.0℃の発熱が認められたので、アセトアミノフェン坐剤200mgが投薬されることになった。 問278 アセトアミノフェン坐剤の投薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 小 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>入院中の5歳女児。体重21kg。39.0℃の発熱が認められたので、アセトアミノフェン坐剤200mgが投薬されることになった。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問278</h4>


<p>アセトアミノフェン坐剤の投薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>小児に対して一日当たりの最大用量が決められている。</li>
<li>この患児に重篤な肝障害がある場合には禁忌である。</li>
<li>この患児に重篤な心機能不全がある場合には禁忌である。</li>
<li>過度の体温下降が現れることがある。</li>
<li>この患児がインフルエンザに罹患している場合には禁忌である。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問279</h4>


<p>本坐剤の基剤には、半合成油脂性基剤であるハードファット(ウィテプゾール)が用いられている。ハードファットに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>直腸内の水分により速やかに溶解し、主薬を放出する。</li>
<li>冷所保存してはならない。</li>
<li>飽和脂肪酸のモノ、ジ、トリグリセリドの混合物である。</li>
<li>坐剤の成形にプラスチック製容器は使用できない。</li>
<li>結晶多形が存在する。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問278：5<br>問279：3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問278</h4>


<p>選択肢 1 ～ 4 は、正しい選択肢です。<br />ちなみに、重篤な腎障害がある場合にも、禁忌です。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />インフルエンザの場合に禁忌である解熱鎮痛薬は、アスピリンやボルタレンです。アセトアミノフェンは、使用できます。ちなみに、ロキソニンやイブプロフェンも使用できます。</p>
<p>以上より、正解は 5 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問279</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />水分により速やかに溶解するのは、水溶性基剤を用いた場合です。油脂性基剤は、体温によって溶解します。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />冷蔵庫で保存します。実習において、アンビバ（®）が冷蔵庫に入っていたのを見たりしていると、判断しやすいと思います。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 は、正しい記述です。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />坐剤の成形には、アルミ製やプラスチック製の容器が用いられます。アルピニー（®）坐剤などを思い出すと判断しやすいのではないかと考えられます。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />結晶多形が有名な油脂性基剤としてカカオ油があります。多形が存在することによる保存の問題を避けるために現在ではウィテプゾールが多く用いられています。使用に至る歴史からこの選択肢は妥当でないと考えられます。（ただし、本当に多形が「ない」のかは証明されていないだけではないか、という懸念があり、厚生労働省の正解が 3 であり、かつ、この問題が不適切で削除されていない　のですが、適切かどうかは　疑問の残る選択肢です。）</p>
<p>以上より、正解は 3 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第100回 問280-281 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-280/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:51:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[70歳男性。同居している家族がインフルエンザを発症したので、予防のために近医を受診したところ以下の処方が出された。 問280 本吸入剤の予防投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ザナミビル水和物の用法・用 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>70歳男性。同居している家族がインフルエンザを発症したので、予防のために近医を受診したところ以下の処方が出された。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8557" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe4.png" alt="" width="617" height="136" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe4.png 617w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe4-300x66.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe4-500x110.png 500w" sizes="(max-width: 617px) 100vw, 617px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問280</h4>


<p>本吸入剤の予防投与に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>ザナミビル水和物の用法・用量は、治療に用いる場合と異なる。</li>
<li>感染者と接触後3日目に投与を開始する。</li>
<li>投与後異常行動の発現のおそれはない。</li>
<li>A型およびB型インフルエンザの予防に効果がある。</li>
<li>ザナミビル水和物の予防効果は吸入中止後も長期に持続する。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問281</h4>


<p>本吸入剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>添加されている乳糖粒子は、薬物粒子同士の過度な凝集を抑える働きがある。</li>
<li>薬物粒子は、吸入時に効率よく気道に到達する空気力学径である20μm前後の粒子径に設計されている。</li>
<li>薬物粒子が吸湿すると流動性が低下するため、防湿性の包装が施されている。</li>
<li>吸入時に、薬物粒子が二次粒子を形成するように設計されている。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問280：1, 4<br>問281：1, 3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問280</h4>


<p>選択肢 1 は、正しい選択肢です。<br />治療の場合は、１日２回、５日間で用います。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />1.5 日以内です。3日めでは、ありません。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />因果不明ですが、本剤使用後の異常行動が報告されています。おそれがない、と言い切ることはできず注意が必要です。よって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4 は、正しい選択肢です。<br />ちなみに、C 型には効果がありません。</p>
<p>選択肢 5 ですが<br />使用している期間のみ、予防効果は持続します。吸入中止後、長期に持続するわけでは、ありません。よって、選択肢 5 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 1,4 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問281</h4>


<p>選択肢 1 は、正しい選択肢です。<br />ちなみに、乳糖が添加されているため、乳アレルギーには使用してはいけません。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />粒子径 は 5 μm 前後です。20 μm 前後ではありません。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 は、正しい選択肢です。<br />ブリスター包装を見たことがあれば、判断しやすいと考えられます。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />二次粒子とは、凝集した状態の粒子のことです。本吸入剤は、吸入時には粒子が凝集しないように設計されています。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 1,3 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第100回 問282-283 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-282/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:52:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[75歳男性。2日前から腹部に痛みを伴う赤い発疹が認められた。この発疹は小さな水ぶくれとなり帯状に広がり、激しい痛みとなった。近医を受診し、帯状疱疹と診断され、病院に入院となり、以下の薬剤が処方された。 問282 上記の処 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>75歳男性。2日前から腹部に痛みを伴う赤い発疹が認められた。この発疹は小さな水ぶくれとなり帯状に広がり、激しい痛みとなった。近医を受診し、帯状疱疹と診断され、病院に入院となり、以下の薬剤が処方された。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8566" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe13.png" alt="" width="532" height="202" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe13.png 532w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe13-300x114.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe13-500x190.png 500w" sizes="(max-width: 532px) 100vw, 532px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問282</h4>


<p>上記の処方に対し、病棟薬剤師が注意すべき内容として、最も優先順位が低いのはどれか。1つ選べ。</p>
<ol>
<li>バラシクロビルによる精神神経症状の発現</li>
<li>肝機能障害時におけるバラシクロビルの用量調節</li>
<li>ナプロキセンによる消化性潰瘍の発生</li>
<li>ナプロキセンによる気管支ぜん息の誘発</li>
<li>ナプロキセンによる浮腫及び高血圧の発現</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問283</h4>


<p>アシクロビルのプロドラッグであるバラシクロビルに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>アシクロビルにエチレングリコールを結合させた化合物で、体内吸収後の血中滞留性はアシクロビルより優れている。</li>
<li>主に肝臓のエステラーゼで加水分解されてアシクロビルに変換される。</li>
<li>経口投与後のアシクロビルとしてのバイオアベイラビリティは、消化管からの吸収率が高まるため、アシクロビル経口投与時のそれより高くなる。</li>
<li>経口投与後のアシクロビルとしてのバイオアベイラビリティは、肝臓での代謝を回避できるため、アシクロビル経口投与時のそれより高くなる。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問282：2<br>問283：2, 3</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問282</h4>


<p>バラシクロビルは、肝臓のエステラーゼで代謝されて薬効を示すプロドラックであり、かつ腎排泄型の薬です。そのため肝機能障害時においては、そもそも薬効を示さず、更に排泄能が落ちるわけでもないため、用量調節の優先順位は低いと考えられます。</p>
<p>その他の選択肢（1,3,4,5）の内容は、どれも気をつける必要がある内容です。</p>
<p>以上より、正解は 2 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問283</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />バラシクロビルは、アミノ酸の一種であるバリンのカルボキシル基にアシクロビルがエステル結合した構造を有します。アシクロビルにエチレングリコールを結合させた化合物では、ありません。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 は、正しい選択肢です。</p>
<p>選択肢 3 は、正しい選択肢です。<br />アシクロビルの低いバイオアベイラビリティの改善を主な目的として開発されたプロドラックです。</p>
<p>選択肢 4 ですが<br />吸収の改善によりバイオアベイラビリティが向上しています。肝臓での代謝を回避できるためでは、ありません。また、肝臓ではエステラーゼによる代謝を受けて薬効を生じます。よって、選択肢 4 は誤りです。</p>
<p>以上より、正解は 2,3 です。</p>

]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>薬剤師国家試験 第100回 問284-285 過去問解説</title>
		<link>https://yaku-tik.com/yakugaku/100-284/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[(管理人)]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 11 Oct 2019 12:52:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[100回]]></category>
		<category><![CDATA[100回（実践／薬剤）]]></category>
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					<description><![CDATA[70歳男性。1年ほど前から夜間頻尿、残尿感を認めていたので、近くの泌尿器科を受診した。前立腺肥大症と診断され、以下の薬剤が処方された。 問284 この患者への指導の内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。 この薬は、肥大 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><strong><span class="marker-under-blue">　問 題　　　　　</span></strong></p>


<p>70歳男性。1年ほど前から夜間頻尿、残尿感を認めていたので、近くの泌尿器科を受診した。前立腺肥大症と診断され、以下の薬剤が処方された。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-8559" src="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe6.png" alt="" width="553" height="136" srcset="https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe6.png 553w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe6-300x74.png 300w, https://yaku-tik.com/yakugaku/wp-content/uploads/2019/10/100qe6-500x123.png 500w" sizes="(max-width: 553px) 100vw, 553px" /></p>


<h4 class="wp-block-heading">問284</h4>


<p>この患者への指導の内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>この薬は、肥大した前立腺を直接的に縮小させ症状を改善すると説明した。</li>
<li>この薬は、効果が現れるまでに通常数ヶ月間かかることを説明した。</li>
<li>この薬で、めまい、立ちくらみが現れることがあるので自動車の運転に注意するように指導した。</li>
<li>この薬は、口腔内崩壊錠であるが、噛み砕かずに服用するように説明した。</li>
</ol>


<h4 class="wp-block-heading">問285</h4>


<p>処方された口腔内崩壊錠に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。</p>
<ol>
<li>錠剤表面が、水不溶性高分子でコーティングされている。</li>
<li>錠剤表面が、腸溶性高分子でコーティングされている。</li>
<li>口腔粘膜からの薬物吸収を期待した製剤である。</li>
<li>滑沢剤として、ステアリン酸塩が添加されている。</li>
<li>水に溶け易い糖類が、添加されている。</li>
</ol>

<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>



<div class="wp-block-cocoon-blocks-blank-box-1 blank-box bb-red block-box">
<p><span class="bold-red">正解．<br>問284：3, 4<br>問285：4, 5</span></p>
</div>



<p><strong><span class="marker-under-red">　解 説　　　　　</span></strong></p>



<h4 class="wp-block-heading">問284</h4>


<p>選択肢 1 ですが<br />タムスロシンは、α<span style="font-weight: 400;"><sub>1</sub></span> 受容体遮断薬です。前立腺や尿道の筋肉を弛緩させることで前立腺の肥大に伴う尿道圧迫を軽減します。しかし、肥大した前立腺を直接的に縮小させるわけでは、ありません。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />通常数ヶ月ということはありません。また、特に飲みはじめに目まいや立ちくらみが起きやすいため、注意が必要です。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3,4 は、正しい選択肢です。<br />噛み砕いていけない理由は、徐放性顆粒が壊れてしまい薬物動態が乱れるおそれがあるためです。</p>
<p>以上より、正解は 3,4 です。</p>


<h4 class="wp-block-heading">問285</h4>


<p>ハルナール D 錠は、前立腺肥大が適応であるため高齢者の服用が多いことから、製剤上の工夫を凝らし「１日１回」の服用でよい「経口錠剤」として開発されました。</p>
<p>選択肢 1 ですが<br />水不溶性でコーティングされていては唾液と錠剤が混ざらず、口腔内崩壊がおきないと考えられます。よって、選択肢 1 は誤りです。</p>
<p>選択肢 2 ですが<br />胃障害を避けて胃で溶けないようにという製剤ではありません。腸溶性高分子でコーティングはされていません。腸溶性コーティングされた製剤の例としてはアスピリン腸溶錠などがあります。よって、選択肢 2 は誤りです。</p>
<p>選択肢 3 ですが<br />水なしで口の中で崩壊することで 水の無い状況でも服用を可能にした製剤です。吸収は、経口製剤と同様に行われます。口腔粘膜からの吸収を期待しているわけでは ありませんよって、選択肢 3 は誤りです。</p>
<p>選択肢 4,5 は、正しい選択肢です。（この２つの選択肢の内容を知識として求められているというよりは、選択肢 1 ～ 3 を間違っていると判断できることが重要であると思います。）</p>
<p>以上より、正解は 4,5 です。</p>

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