H28年 公害総論 問13 問題と解説

廃棄物に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物及び輸入された廃棄物をいう。
  2. 平成24年度における産業廃棄物の総排出量は約3億8千万トンであり、ここ数年減少傾向にある。
  3. 事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。
  4. 都道府県は区域内の一般廃棄物の処理責任を負う。
  5. 一般廃棄物には、し尿も含まれる。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

(4)について、一般廃棄物の処理責任は「都道府県」ではなく、「市町村」にあります。

また、産業廃棄物の定義は(1)の通りで、それ以外の廃棄物は一般廃棄物になるため、(5)のし尿についても一般廃棄物に含まれることになります。

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